おいしいコーヒーの淹れ方
焙煎職人が教える
「家庭で簡単に、おいしい珈琲の淹れ方」
準備する物は、〈ペーパーフィルター〉〈ドリッパー〉〈サーバー〉〈細口ドリップポット〉〈メジャースプーン〉〈コーヒーカップ〉

各種ドリッパー、コーヒーメーカー、サイフォン、手動・電動ミル、ハンドロースターなど家庭用からプロ用まで様々な道具を取り揃えています。 お気軽にご相談ください。取扱ブランド:Kalita/Melitta/HARIO 他
advice on one point!
コーヒーのおいしい成分は、お湯の温度は92℃が適正。 その温度を始めから終わりまで保つように心掛ける。
1.コーヒー豆は、焙煎度はもちろんのこと、品質によっても密度が異なります。そのため、計量の際は秤を使って重さではかるのがポイントです。挽き具合は中~粗挽きがおすすめです。粗さにバラつきの出にくいミルを使用しましょう。
おすすめのレシピ(1杯150ml)
1杯分:豆12g - コーヒー150ml
2杯分:豆24g - コーヒー300ml
3杯分:豆36g - コーヒー450ml
2.挽いた粉をフィルターに入れてドリッパーにセットし、軽く揺すって平らにならします。やさしくお湯を置くイメージで、 粉の中心から円を描くようにお湯を注ぎます。全体が湿る程度にお湯を注いだら、一度止めて約20〜30秒蒸らします。
3.お湯が全体に行き渡ると、コーヒー豆に含まれていたガスが外に出る影響で粉全体がふっくらと、 チョコレートマフィンのように膨らみます.この膨らみが鮮度の証です。
4.蒸らしが終わったら、再び中心からお湯を注いでいきます。 この時、蒸らしで膨らんだ粉の高さをキープする事がポイントです。 描く円の大きさを少しずつ大きくしたり小さくしたりしながらフィルターと接している縁の粉には 直接お湯をかけないようにしながら注ぎます。ドーナッツの穴にお湯を注ぐイメージです。 お湯を注ぐ位置は高くせず、粉に近い位置で注ぐのがおすすめです。 湯面の高さを一定に保つように速さを調整しながら淹れたい量になるまで注ぎ続けます。
5.淹れたい量が抽出できたら、ドリッパーにお湯が残ったままの状態で外します。 注ぐお湯の量ではなく抽出したコーヒーの量をはかることが大切です。 最後にサーバーを軽く回して味を均一にして温めたカップに注いでお召し上がりください。